시마노 バンノウハサミ

시마노 バンノウハサミ 3,250円 (税別)

 

 

 

 

 

 

 

PEラインから魚捌き、トゲ切りまで使える刃物職人こだわりの万能バサミ。手袋をしたままでも使いやすいハンドルを採用。

約800年の歴史を誇る、世界的な刃物の産地・岐阜県関市の職人がひとつひとつ手作業で造った、さまざまな用途に対応した万能なハサミです。切りにくいPEラインもテンションをかけずに切れるほか、魚の捌きやカワハギなどのトゲ切りまで対応。またハンドル部分は、手袋をつけたままでも使いやすいように穴が大きなデザインを採用しています。

 

LINE-UP & SPECIFICATION

CT-524P 블랙

 

CT-524P 라이트그레이

 

품번:CT-524P, 컬러:블랙, 라이트그레이, 전체길이(mm):195, 본체가격(엔):3,250円.

 

소재: 블레이드: 스테인레스

 

CONCEPT MOVIE

今もなお受け継がれる物作りへの”想い”　ー約800年の歴史ある関市の刃物職人が手掛けるフィッシングギア

 

KEY FEATURE

PE라인도 스팟하게 잘리는 품질을 실현. 약 800년의 역사를 지닌「関の刃物」職人たち

 

시마노가 다루는 툴 중에서도, 특히 유저로부터의 높은 인기를 자랑하는 제품이, 자르기 어려운 PE라인도 싹 끊어지는 「スパシザー」, 그리고 폭넓은 씬에서 활약하는 「バンノウハサミ」다. 이 가위들은 기후(岐阜県)현 세키(關)시에서 장인의 손으로 만들어졌다. 어떻게 해서 낚시꾼에게 있어서 이상적인 날카로움이 실현되고 있는 것일까. 본제품의 제작과정이나 시마노가 장인들과 쌓아 올려 온 품질, 그리고 만들기에 담은 생각을 제작자의 말과 함께 소개한다.

 

시대에 맞게 형태를 바꾸고, 이어온 「関の刃物」

「스파시저」나 「バンノウハサミ」외, 낚시인에게 사랑받는 여러가지 제품을 시마노와 약 30년에 걸쳐서 함께 만들어 왔다, 어떤 제작소가 기후현 세키시에 있다. 세키시라고 하면, 「독일의 졸링겐」 「영국의 셰필드」와 나란히 “刃物の３S” 로 꼽히는 세계적인 산지이며, 그 역사는 약 800년전의 가마쿠라 시대까지 거슬러 올라간다.

 

当時、各地で起こっていた戦乱から逃れ、関の地に集まってきた刀鍛冶たち。彼らは飛騨で作られる豊富な炭、奥美濃から流れる水、そして焼き入れに必要な粘土を見つけたことから、ここに定住し「刃物の町」としての歴史がスタートした。その後も消費地となる江戸と大坂の間に位置する地の利を活かし、物流の拠点として発展。時代の移り変わりと共に、刀から包丁、カミソリ、そしてハサミなど形を変えながら、その伝統と技術が継承され、今もなお人々の生活において欠かせない刃物が、ひとつひとつ職人の手によって造られている。

 

 

「시대에 맞게 모양을 바꿔왔기 때문에 칸땅에서는 칼 만들기가 이어져 왔습니다. 너무 고집해서는 먹고 살 수 없다. 모양을 바꾸면서, 요구된 것 이상의 것을 만드는, 그 밸런스 감각을 가진 인간이야말로 장인입니다」 라고, 제작소의 대표.
이어 좀 더 「효율적인 방법을 택할 수도 있었다고 생각합니다. 사람의 손을 기계로 바꿔 시간을 짧고 값비싼 물건을 계속 만들면 된다. 하지만, 기계로는 안정되어 좋은 것을 계속 만들 수 없는 것이 칼입니다」 라고 말한다.

 

「ハサミづくりは、歪みとの戦い」 사람의 손으로만 만들어 낼 수 있는 最高의 切れ味

 

包丁やハサミなど刃物のほか、茶碗などの陶器、ガラスなどには「焼入れ」という工程がある。この熱処理の後、冷やして固めることで硬度を増す作業のことをいうが、その過程では必ず歪みが生まれるという。この歪みについては、まだ生じ方や規則性など科学的にも実証されていないため、最後は熟練した職人の手によって、ひとつひとつ異なる歪みを調整しなければ理想とする切れ味は生まれない。

 

 

「ハサミづくりは、常に歪みとの戦いなんです」と語るのは、シマノのハサミを手掛ける職人の内のひとり。焼入れで不特定の歪みが生じる以上、抜群の切れ味を数値化できたとしても、機械で大量に同じものを造ることができない。そのため、ある程度は機械に替えて効率化しながらも、最後は人の手で、個体差のあるハサミに合わせながら刃を入れたり、試し切りを重ねながら曲げる調整が必要となる。

 

 

특히, 낚시에 필수적인 PE 라인을 자르는 가위 만들기는 어렵다. 애초에 물고기가 걸려도 쉽게 끊어지지 않도록 만들어져 있는 PE라인을 스파스파토 키레루 하사미호도 허들이 높은 것은 없다. 「지금도, 잘 되지 않는 것이 있을 정도로 어려운 일입니다」라고, 이 길 25년의 장인에서도 시행착오의 연속이었다.

 

 

PEラインが切りにくいというのは、ラインまたはハサミ自体が動いて逃げをつくってしまうためである。これをスパスパと切れるようにするためには、さまざまなバランスが重要だと語る。「PEラインは切れ味を極めたところで切れるものではなく、PEラインが逃げないようにギザ刃を入れたり、どこで切っても切れるような刃幅やカシメの支点の位置、適度な剛性、交差角の角度といったトータルバランスが求められる。またハサミを開閉する時の重さも重要で、軽すぎてはPEラインに逃げができてしまうため、しっかりととらえて切れるよう重めに調整しています。これらのバランスがとれたデザイン性と、個体差に合わせながら調整することによって、はじめてシマノのハサミのように、テンションをかけなくても切れる品質が実現できています」

 

 

『スパシザー』라면 테부쿠로를 낀 채로도 사용하기 쉽도록 디자인된 그립. PE라인 컷팅에 특화된 절삭력과 세밀한 작업에도 적합한 날 끝이 특징적이다. 『バンノウバサミ』는 말 그대로, PE 라인은 물론, 생선을 손질하거나 무엇에라도 사용할 수 있도록 큰 블레이드에 톱니날이 붙어 있다. 각각의 이상적인 형태에 따라 칼날을 넣는 방법도 조정도 달라지기 때문에, 말로 표현할 수 없는, 장인이 길러 온 오랜 감각과 눈이 필요하다. 그래서 하루에 만들 수 있어도 400本이 한계다.

 

 

 

「昔から『馬鹿と鋏（ハサミ）は使いよう』という、ことわざがありますよね。切れ味が悪くても、ハサミは力を入れたり、ねじればだいたいのものは切れるんです。しかし私たちは、どんな人でも、上下に動かすだけで、あるいは適当に切っても切れるようなハサミを造らなければいけないと思っています。自分自身が使っていて気持ちがいい満足いくものでなければ、手に取ってくれた人も満足してくれないと思うので」と、シマノのハサミづくりにかける想いを明かしてくれた。

 

 

「品質への妥協がなく、貪欲。だからこそ、よりよいものを生み出せる」

シーンに合わせた使い勝手のよいデザイン性と、スパッと切れる機能性には、職人たちと共に築き上げてきた、ものづくりの精神が詰まっている。最後に、製作所の代表はシマノと歩んできたものづくりについてこう振り返る。「シマノさんは品質への妥協がなく、貪欲ですよね。最初はついていくのが大変でしたよ。我々の刃物の常識を超えた、使い手にとっての常識や理想をもって製品を生み出そうとしているから」と、製作所の代表。『よく切れるものを造る』といっても、どの程度のものが切れて、何回切れるのか、何グラムの力で切れないといけないという数値化が必要ですよね。私たちはそのリクエストを受け、要望されたものよりも少しサービスした品質を作り出さないといけない。これは今でもとても大変なことに変わりありません。しかし、職人さんのこだわりもそうですが、一切妥協せず、とことん追求し続ける姿勢があってこそよりよいものを生み出してこれた。そこにこそ、職人の姿があるのかもしれません。“いいものをつくりたい”という精神は、私たちもシマノのみなさんと同じなので。その精神が好きで今日までやってこれたところもあり、なにより私たちの支えでもあります」

 

 

そして、これからの未来についても語ってくれた。「いつの日か、“釣り人ならシマノの商品を必ず持っている”と言ってもらえるように、誰しもが欠かせないツールを一緒に造っていきたいです。ハサミという道具ひとつとっても、『軽くていいね』とか『安くて、すごく切れるね』だったり、どんな理由でもいいので。自分も釣りが好きだからこそ、釣り人に長く愛されるものが造ることができたらうれしいですね」

シマノの追い求める品質は、関市の伝統と技術が支えている。ひとつひとつ職人の手でつくられた唯一無二の切れ味を、ぜひその手で体験していただきたい。

 

 

FEATURE

●サビに強いフッ素加工済みステンレス製
●PEライン、リーダーのカットに適したギザ刃入り
●魚を締めるのはもちろん、魚のトゲなど硬いものを切りやすい
●握りやすさを追求した、ソフトな素材感のハンドル形状を採用